求められる技術と人間性とは

データエンジニアには、当然の事ながらプログラミングスキルが求められます。
データの整理には、まず元情報のデータクレンジングを行う必要がありますが、こういった作業にはPython、Java、R、Scalaといったプログラミング言語が多用されています。
特に代表的なのはPythonであり、使用できる事が大前提です。
Pythonの詳細情報はこちらのサイトに載っているので、併せて読んでおきましょう。

また、データベースの設計、構築、運用スキルもデータエンジニアには欠かせないスキルの一つです。
ビッグデータを扱う際のプラットフォームとして、Amazon Web Services(AWS)やGoogle Cloud Platform(GCP)、Microsoft Azureなどのクラウドサービスを利用する可能性があります。
どんな環境の元でも対応できるスキルを身に付けなくてはなりません。

そして、データエンジニアに必要な人間性は、コミュニケーション能力とディレクション能力です。
ビックデータという複雑な情報網から、データ基盤を作成する為には、クライアントや社内の開発者だけでなく、多数の開発ベンダーとやり取りする必要があります。
それぞれとのコミュニケーションを円滑に進めなければ、作業が効率よく進みません。
忙しい開発者には、何度もプッシュして作業してもらえるよう粘り強くお願いする事も必要になります。
さらに、作り上げたデータ基盤が運用されるようになると、利用者側から依頼や問い合わせが殺到するのでその対応にも追われます。
そういった多くのタスクを一つ一つ優先順位を決め効率よく回していく事が必要になります。

これらのスキルと人間性をバランス良く持つ事がデータエンジニアに求められます。