なった後のキャリアパスは?

データエンジニアは、他のエンジニアと比較して、キャリアパスが描きづらいと考える方がいますが、実際はそうではないようです。
データエンジニアは、それぞれの特性に応じて、様々なキャリアを積む事ができます。

まず一つとして考えられるのが、データサイエンティストです。
データサイエンティストは、ビッグデータの設計や分析を行います。
データ量が多い分、収集するデータの定義を明確にしておく必要があり、収集する方法を検討したり、分析し、品質管理などもデータサイエンティストの仕事に入ります。
データエンジニアのスキルが生かす事ができるほか、任される範囲が広い分、やりがいを感じる事でしょう。

データエンジニアの別のキャリアパスとして、AI分野のエンジニアが挙げられます。
AIエンジニアには、ディープラーニングや機械学習を使って、人工知能を作り上げていく事が求められます。
ディープラーニングや機械学習には、ビッグデータが必須であるため、データエンジニアとしての知識や経験が生かせるはずです。

データエンジニアは、マネジメント分野でも活躍する事ができます。
データエンジニアは仕事上、データサイエンティストやデータアナリストなどとの連携が必要で、コミュニケーション能力が磨かれます。
そのため、管理者としての素養を知らず知らずのうちに身につけている事が少なくありません。
さらに、データを収集・分析して得られた結果を元に、ビジネスに資する提案をするコンサルタントとして活躍する事も可能です。