仕事内容や役割を知ろう

データエンジニアの仕事は、企業が取り扱うビッグデータを整理し管理する事です。
そのために行う工程はいくつかありますが、まず、情報を収集、蓄積する事から始めます。
ビジネスに必要となるデータをどのように構築し運営していくかを考えながら的確に様々な分野の情報を収集、蓄積していきます。

大きなデータの場合、一部のデータが欠けていたり、不正確になっていたりします。
そのようなデータがあると、処理速度に遅れが出たり、エラーが発生してしまう場合があります。
そのため、前工程で集めたデータをデータクレンジングという作業にかけ、不備のあるデータを修正します。

そして、データクレンジングされたデータを可視化していきます。
文字や数字の羅列となっているこれまで蓄積されてきたデータを、グラフや表にしてわかりやすくまとめる事が必要になります。
そうする事で誰もが目で見て理解できる内容になり、経営戦略などに役立てる事ができます。
まとめたデータを全社的に活用してもらえるよう普及させるために、データ基盤の開発、構築、運用を行う事がデータエンジニアの最大の仕事です。

データエンジニアの役割は、日々生み出されて続けている膨大なデータを蓄積されたままにせず、どう活用していくか考え、整理してそれを形にしていく事。
データエンジニアの構築したデータベースを基に、企業が新たな戦略を練っていきます、いわばデータエンジニアは、企業を影で支える縁の下の力持ちなのです。